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なぜ、男が追うのか?

皆さんは、男の唯一の欠点というのは、何かご存知でしょうか?


男は、体力や知力、行動力や経済力など 、生きる上での能力は平均すると殆ど女よりも勝っているのですが、 1つだけ、どうにもならない欠点があるのです。それは、子供を産めないということです。 子供を生むという能力が、女にあるからこそ、この世は女性優位になっているのです。
目をつぶっている美女

ちょっと信じられない話ですが、子供を産むという結果を出すまでに、 よりコストのかかる方が、恋愛市場において優位になるというシステムが、生物界全体で成り立っているのです。これだけでは、何のことだかよく分からないので、例として、1組のカップルが子供を産むまでの道のりを考えてみましょう。まず男が負担するコストですが、これはほぼゼロに等しいです。あえて言うならば、受精に必要なだけの精子と、SEXで消費するわずかご飯一杯分のカロリーだけです。

では女の場合はどうでしょう。女は当然ながら10ヶ月もの間、子供をそのお腹の中で育てなければなりません。これはその間は、恋愛活動ができないことを意味しています。さらに変な男の子供を宿してしまえば、その後の人生が大変です。これだけでも、女の方が十分にコストがかかるということがお分かりいただけると思いますが、忘れてはならないのが出産時です。これには、激しい痛みと共に命の危険も伴います。

『そんな大袈裟な・・・』と思うかもしれませんが、医学が発達したこの現代ですら、世界で年間60万人もの女性が、出産が原因で命を落としているのです。 現代ですらこの数字ですから、1万年前はこの数倍〜数十倍の危険があったであろうことは安易に推測できます。何度も言うようですが、我々の遺伝子はその時代から99%以上変わっていないのです。 つまり、ここに女の方が恋愛に対して慎重にならざるをえない理由があるのです。

『でもコンドームすれば妊娠しないよ』確かにそうです。しかしコンドームが発明されたのはごく最近のことで、まだまだ本能的には『SEX=妊娠』という図式になっているのです。ですから『1億円もらってもエッチはイヤだ』と豪語する女がいても、何ら不思議ではないのです。 バンジージャンプは安全だと理屈では分かっていても、怖いのと同じです。このように、繁殖に伴うコストを比較すると、明らかに女の方がコスト高であるということがわかります。同じ結果を求める者同士では、楽な側が、大変な思いをする側にお願いするのは当たり前のことで、これがすなわち、男が女を追う仕組みにそのまま反映されているというワケなのです。

モテる男の行動学

さてそう考えると、女の恋愛というのは、まさに命がけであるということがいえます。従って、女の遺伝子には、命に代えてでも生む価値のある優秀な遺伝子を持った男なのか? たとえ自分が死んだとしても、その子供をきちんと育ててくれるほどの、やさしい心を持った男なのか? また、それらをこなせるだけの資質とタフさを兼ね備えた男であるのか? といったことを慎重に見極めなさいという命令がインプットされていなければなりません。

ちょっと大袈裟に言いましたが、ヒトのメスが、地球上で最も異性選びに厳しい目を持った生物であることは間違いのない事実で、だからこそオスも負けじとそれに適応し、結果的にヒトが地球上で最も知能の発達した生物になれたというのは、多くの進化心理学者たちの一致した見解です。そして、このような女の根底にあるものを理解し、それを基準に考えるようにクセをつけておけば、自然とモテるためには何をすべきか? という、モテる男の行動学が見えてくるハズなのです。

しかし、間違えてほしくないのは、別に女が、自分が死ぬことを想定して、恋人選びに慎重になっているワケではないということです。あくまでも本能的にやっていることなので、そこに理性の入り込む余地はありません。言い換えれば、異性選びは、かなりの部分で遺伝子に操られているといえます。だからこそ、美男美女は誰からも好かれますし、反対に遺伝子の命令に逆らおうと、いくらブスを好きになろうと努力しても、それは無理な話なのです。

男女が逆転する場合もある

どうも納得できないという人のために、少し人間以外の生物にも目を向けてみましょう。たとえば、タツノオトシゴの場合は、メスが体内で着床した受精卵をすぐにオスが受け取り、オスがそのお腹の中で育てるという生殖形態をとっています。なのでオスの方が大変、つまりコストがかかるワケです。なので、タツノオトシゴの世界では、メスがオスに求愛するというシステムが成り立っています。その逆は殆どなく、交尾をできずに死んでいくというメスはいても、そのようなオスは存在していないのです。

しかし、これとまったく同じことが人間界でも起こるケースというのがあります。明らかに男の方が優秀な遺伝子を持っている場合や、莫大な資質を持っている場合などです。要するに、そのコスト差を埋め合わせるだけのものを持っている場合です。しかし、それ以外の殆どの場合では、男は誠意という名の安定した経済力の供給の約束をしなければ、SEXまで辿り着けないというシステムになっています。

女が男に比べて内面を重視する生き物であるということは、内面を見抜く能力がそれだけ発達しているということを意味しています。なにせ女にとって、最も避けなければならないのは、釣った魚にエサはやらない状態にさせられてしまうことです。だから女は、男の見栄や虚勢、ウソなどを見破る能力を進化させてきました。これを洞察力といいます。それは恋愛中の男に対して特に威力を発揮します。たとえば、浮気のサインである、ほんの少し目が泳いだとか、わずかに声のトーンが高いだとか、そんなことを見破るぐらいは朝メシ前なのです。

しかし同時に、思い込みの強さもハンパではないのが女です。まわりが見えなくなってしまうのです。たとえば彼氏に嫌われたくはないがために、彼氏が浮気をしていることを薄々気づいていながらも、わざとそこに目を向けないようにしたり『彼とはラブラブだ』などと周囲に言いふらして、自分を納得させようとしたりします。このように考えると、女の恋愛はスロースタートながらも、いったんギアが高速に入った瞬間に、まっしぐらに1つのゴールに向かって突き進むような感じといえそうです。

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