なぜ恋愛は男が追うのか?

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皆さんは、男の唯一の欠点は何かご存知でしょうか?

男は体力や知力、行動力や経済力など 、生きる上での主要な能力は平均すると殆ど女性よりも上回っているのですが、 1つだけ、どうにもならない欠点があるのです。

それは、子供を産めないということです。
子供を生むという能力が女性に備わっているからこそ、男は女を追わなければならないようになっているのです。
一体どういうことなのか、一緒にみていきましょう。

コストがかかる方が立場が上になる

ちょっと信じられない話ですが、子供を産むという結果を出すまでに、よりコストのかかる方が、恋愛市場において優位になるというシステムが、生物界全体で成り立っているのです。

これだけでは何のことだかよく分からないので、例として1組のカップルが子供を産むまでの道のりを考えてみましょう。
まず男が負担するコストですが、これはほぼゼロに等しいです。
あえて言うならば、受精に必要なだけの精子と、SEXで消費するわずかご飯一杯分のカロリーだけです。

では、女の場合はどうでしょう?
女は当然ながら10ヶ月もの間、子供をそのお腹の中で育てなければなりません。
これはその間は、恋愛活動ができないことを意味しています。
さらに変な男の子供を宿してしまえば、その後の人生が大変です。

これだけでも、女の方が十分にコストがかかるということが分かりますが、忘れてはならないのが出産時です。
これには激しい痛みと共に、命の危険も伴います。

「そんな大袈裟な…」と思うかもしれませんが、医学が発達したこの現代でさえ、世界で年間60万人もの女性が、出産が原因で命を落としているのです。
サハラ以南のアフリカでは、現在でも16人に1人の割合で出産時に妊婦が亡くなっています。(WHO調べ)

サハラ以南のアフリカでは16人に1人の割合で出産時に女性が亡くなっている

本能ではまだ「SEX=妊娠」

現代ですらこの数字ですから、1万年前はこれ以上の危険があったであろうことは安易に想像できます。
何度も言うようですが、我々の遺伝子はその時代から0.1%も変わっていないのです。

つまりここに、女の方が恋愛に対して慎重にならざるをえない理由があるのです。
「でもコンドームすれば妊娠しないよ!」確かにそうです。でもコンドームが発明されたのはつい最近のことで、本能はまだまだ「SEX=妊娠」という図式でとらえています。

ですから、「1億円もらってもエッチするのはイヤだ!」と豪語する女がいても、何ら不思議ではないのです。
ホラー映画や檻の中のライオンは、安全だと理屈では分かっていても、怖いのと同じです。

このように、繁殖に伴うコストを比較すると、明らかに女性の方がコスト高であるということがわかります。
同じ結果を求める者同士では、楽な側が、大変な思いをする側にお願いするのは当たり前のことで、これがすなわち、男性が女性を追う仕組みにそのまま反映されているというワケなのです。

女性の遺伝子にインプットされている3つのもの

さてそう考えると、女性の恋愛というのは、まさに命がけであるといえます。

従って、女性の遺伝子には、
【1】命に代えてでも生む価値のある優秀な遺伝子を持った男なのか?
【2】たとえ自分が死んだとしても、その子供をきちんと育ててくれるほどの、やさしい心を持った男なのか?
【3】そして、それらをこなせるだけの資質とタフさを兼ね備えた男であるのか?

といったことを慎重に見極めなさい!という命令が、インプットされていなければなりません。

ちょっと大袈裟に言いましたが、人間の女性が、地球上で最も異性選びに厳しい目を持った生き物であることは間違いのない事実で、だからこそヒトという種は、これほどまでに急速に進化してきたのです。

ちょっと話がそれてしまいましたが、このような女性の根底にあるものを理解して、それを基準に考えるクセをつけていれば、自然とモテるためには何をすべきか?ということがわかってくるのです。

ですが間違えてほしくないのは、別に女性が、自分が死ぬことを想定して、恋人選びに慎重になっているワケではないということです。
あくまでも本能的にやっていることなので、そこに理性の入り込む余地はありません。

そう考えると、異性選びは、かなりの部分で遺伝子に操られているといえます。
遺伝子の命令に逆らって、ブスを好きになろうとしたり、恋愛そのものから逃れようとしたりしても、それが徒労に終わることは誰でもわかると思います。

男女が逆転する場合もある

どうも納得できないという人のために、少し人間以外の生物にも目を向けてみましょう。

例えばタツノオトシゴの場合は、メスが体内で着床した受精卵をすぐにオスが受け取り、オスがそのお腹の中で育てるという生殖形態をとっています。
なのでオスの方が大変、つまりコストがかかるワケです。

従ってタツノオトシゴの世界では、メスがオスに求愛するというシステムが成り立っています。
その逆は殆どなく、交尾をできずに死んでいくというメスはいても、オスはいないのです。

タツノオトシゴのオス

さて、これとまったく同じことが人間界でも起こる事があります。
明らかに男性の方が優秀な遺伝子を持っている場合や、莫大な資産を持っている場合などです。

つまり、コスト差を埋め合わせるだけの資質を持っている場合です。
しかし、それ以外の殆どの場合では、男性は誠意という名の安定した経済力の供給の約束をしなければ、SEXまで辿り着けないというシステムになっています。

女性が男性に比べて内面を重視する生き物であるということは、それだけ内面を見抜く能力が発達しているということを意味しています。
なにせ女性にとって、最も避けなければならないのは、釣った魚にエサはやらない状態にさせられてしまうことです。

だから女性は、男性の見栄や虚勢、ウソなどを見破る能力を進化させてきました。
これを一般に洞察力といいますが、それは恋愛中の男性に対して特に威力を発揮します。
例えば、ほんの少し目が泳いだとか、わずかに声のトーンが高いだとか、そんなことを見破るぐらいは朝メシ前です。

しかし同時に、思い込みの強さもハンパではないのが女性です。
まわりが見えなくなってしまうのです。

例えば彼氏に嫌われたくはないがために、彼氏が浮気をしていることを薄々気づいていながらも、わざとそこに目を向けないようにしたり、「彼とはラブラブだ」などと周囲に言いふらして、自分を納得させようとしたりします。

このように考えると、女性の恋愛はスロースタートながらも、いったんギアが入った瞬間に、まっしぐらに1つのゴールに向かって突き進むような感じといえそうです。