さりげなさの恋愛学

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「さりげない気遣い」
「さりげない優しさ」

恋愛関連の記事でよく目にするこの「さりげない」というキーワード。
一体どういう意味なのでしょうか?

なぜ女達は、さりげなさにハマるのでしょうか?
ここでは、さりげない行動ができる男性がモテる理由と、その使用例などについてお話していきたいと思います。

結論からいえば、さりげない優しさや気遣いというのは、
相手に見返りを求めていないニュアンスだからこそ好かれるワケです。
例えば、あなたが友達から映画のチケットをもらったとしましょう。
その映画は、あなたがとても観たかった映画だったと仮定します。

その時に、
A 「僕の大事なチケット、キミだからあげるよ」
B 「オレ、映画とか興味ないから、チケットもらってくれない?」
あなたならA・Bどちらが貰いやすいですか?

おそらくBでしょう。
なぜならBは、何も見返りを期待していないからです。
むしろ、映画嫌いの友達から「不用品」を貰い受けているワケですから、いいことをしたという感さえあります。

しかし、Aはそうではありません。
「僕はこんなにしてるんだから、キミも何か返してほしい」
という打算がそこには見え隠れします。

目には見えませんが、相手から借金をしているような状態です。
「恩を売る」とは、まさにこういう状態をいうのだと思います。
売られた側は、いつかそれを返さなければならないというプレッシャーにかられます。
あなたにも経験があるのではないでしょうか?

これらを踏まえると「さりげない行動ができない人」というのは、「恩着せがましい人」ということになります。
残念ながら、恩着せがましい人は決してモテることはないのです。

実際の使用例

「さりげない行動」というのは、相手に善意の押し売りをしないからこそ好かれるのだということはわかりました。
では具体的に、女が求めている「さりげないやさしさ」とはどういったものなのでしょうか?
下記に具体例をいくつかあげてみました。

× バッグ持ってあげるよ
  ↓↓↓
◯ 体力つけたいから、バッグ持たせてくれない?

× ご飯、奢ってあげるよ
  ↓↓↓
◯ メシぐらい、奢らせろよ

× 寒いでしょ?僕のジャケット貸してあげるよ
  ↓↓↓
◯ 暑いからオレのジャケット着といてくれない?

× キミの好きなスイーツ屋さんを予約しておいたよ
  ↓↓↓
◯ 甘いもの食いたいんだけど、付き合ってくれない?

× クリスマスは一緒にいてあげるよ
  ↓↓↓
◯ クリスマスは一緒にいてくれよ

× 1曲目は恥ずかしいだろうから僕が歌ってあげるよ
  ↓↓↓
◯ 1曲目はオレに歌わせろよ

× 遊びに連れていってあげるよ。どこがいい?
  ↓↓↓
◯ ●●に行きたいんだけど、ちょっと付き合ってくれない?

前者と後者を比べると、明らかに後者の方が恩着せがましくないです。
後者の言い方が身についている男性は一般に「男らしい」といわれます。

まとめ

「さりげなさ」を分析していくと、ポイントは以下の2つに絞られる
ことがわかります。

【1】相手と自分のメリットを共有する
【2】責任はオレがとるというスタンスを貫く

【1】はわかりますね。
相手のメリットになるような事を、さも、
「自分がしたいからしてるんだ」
というニュアンスでやってあげるという意味です。
「相手に気づかれないようにするのが本当の優しさ」
とはよくいったものですね。

【2】は上記であげた例を使って説明しましょう。
「遊びに連れていってあげるよ。どこがいい?」
というのはダメな例ですが、これがなぜダメなのかというと、
その先の責任を相手になすりつけているからなのです。

反対に、
「●●に行きたいんだけど、ちょっと付き合ってくれない?」
という言い方は、責任の所存をすべて自分にしています。
場所を自分で決めている以上、途中で車が渋滞しようが、遊びに行った先がつまらなかろうが、それは全て誘った側の責任だからです。

恋愛においては、このように責任の所存を自分に持っていく人はモテます。
女に「何が食べたい?」と聞くとイヤな顔をされるのはそのためです。
女からしたら、
「あなたが決めて、もしマズかった時の責任はあなたがとってよね」
となるワケです。

責任を負うとは、リスクを負うということです。
あからさまな親切は、実は相手にリスクを負わせている行為なのです。

当然ながら、SEXの時に、
「気持ちよかった? イッた? イッた?」
としつこく聞く男が嫌われるのも、これと同じ原理です。

恋愛では「何を言うか」ではなく「どのように言うか」が大切であるということがよくわかったと思います。